野口晴巳さん講演会『能率手帳の流儀』
去る11月10日(月)、八重洲ブックセンターにて日本能率協会の会長野口さんの講演会に参加しました。野口さんはITmediaの記事で「手帳にがしがし書き込む方」*1というイメージを持っていました。今回の目的は、手帳でよりよい人生を!手帳の使い方を参考にすること。
「こういう場でお話しするのは初めてで…」と慣れないご様子でしたが、何かを背負っている方、長年しっかりと歩んでこられた方はオーラが違う! お話を聞いているうちに、どんどん野口さんの魅力に引き込まれていくのでした。野口さんからのメッセージは以下の4つ。
- 手帳を好きになって!
- 手で書くことを好きになって!
- 振り返ることを苦にしない。
- 自分を好きになって!
ビジネスマンの人生は長い。挫折しないでコツコツ行こう。社会では褒めてもらえる場面は少ないから、せめて成し遂げたことは自分で褒めてあげよう。そして背伸びしすぎず、等身大の自分と一歩ずつ前へ進もう。
野口さんにとって手帳は「次の行動を促すもの」。そのためには考えたことは何でも手帳に書き込み、何度も見返す。なるほどなぁと思ったことは、以下のようなことでした。
- やりたいこと、行きたい場所、読みたい本などON/OFF関係なくリストにして、やったことにはチェックをつけて小さな達成感を積み重ねていく
- 行きたいと思ったお店とかやりたいこととか、プライベートな事柄ってつい後回しにしてしまいがちですが、しっかり書き留めておくことによって実現率が上がる! 最近土日を無駄にだらだら過ごしてしまう私には良いアイデアです。
- 自分の月表・年表を作る
- 毎月ビッグイベントや節目の出来事を1枚の月表シートに記録していき、1年が終わったらさらに重要なものだけに絞って年表シートに記録していく。そうすれば、日々の振り返りでは見えない、自分の人生の大きな流れを見ることができます。これはおもしろい! 今月からやってみようと思います。
私は現在、アイデアマラソン用に手帳とは別のノートを持ち歩いており、そちらとの使い分けも要検討です。これは野口さんの本を読んでからまた改めて考えましょう。
最後に、野口さんの25年分の手帳が特製の桐箱に入っているのを見せて頂きました。あの量は圧巻でしたよ! 私も数十年後、ああやって誇れる手帳=自分を作っていきたいと思いました。
Just Do It!
- やりたいこと(プライベート)リストを作る
- 読みたい本(読んだ本)リストを作る
- 達成したことにはピンクのペンで線を引く
- 手帳に考えたことをなんでも書き込む。目指せ野口さんみたいにぼろぼろな手帳!
- 毎日なんでもいいからとにかく書く
- 月末に振り返り日を設定、月表を作成する
おまけ
なんと今回はおみやげ(下記)付き!わーいわーい。野口さんのお人柄に惚れてしまった私は喜んでサインもしていただきました♪
能率手帳の流儀 | |
野口 晴巳 日本能率協会マネジメント 出版情報事業 2007-10-02 売り上げランキング : 47575 おすすめ平均 レコーディングという方法 何度も丁寧に読みたい本 手帳を保存する理由 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
*1:野口さんの手帳の書き込み例はこちらにも→http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071113/140522/