好きだからやる。努力も苦にならない。

面白いニュースを見つけました。

「でも、この時代にGoogleやらYahoo!やらMicrosoftやらに検索サイトというジャンルで挑戦する意気込みは評価すべきじゃないか。」
「それはもう評価しますよ。でもね、挑戦するだけでなく、結果を出してナンボ、という気もしますけどね。」
(中略)
「なんと言いますか、そういった目新しい機能で、IT業界の耳目を集めているだけなんじゃないの? と思ったりもしますので……。このまま勝てなかったらすぐ忘れられてしまいそうです。」
http://www.keyman.or.jp/3w/prd/96/30004096/

「Blekko」を開発しているエンジニアたちのモチベーションって何なのでしょうか。

私は無駄を極端に嫌います。それは偉そうに言うことでもなんでもなくて、ただ「努力したのに自分が報われないのが嫌だから」という理由です。
でも世の中は勝算があるから動く人ばかりじゃない。そうだったら、多分現状からの進歩はないと思うのです。上記の話題にしたって、確実にGoogleやYahoo!に勝てる技術を持っていなければ挑戦しない、という人ばかりだったら、これ以上の情報検索の進歩はありません。

だとしたら?
一番になれるから、他社に認められるから、お金儲けができるから、そんなモチベーションだけで何かをやり遂げることはできないと思うのです。勿論その動機付けでもいい、でもそれだけじゃ大きな前進はないと思うのです。
ただただ、好きだから。やりたいから。自分のおなかの心が「これやりたい!」って言うから。そんな内からの動機に素直に従ったらいい。そうすれば、もし結果が出なかったとしても、他人に認められなかったとしても、後悔することはきっとないんです。

丁度今読んでいるフォクシー社長の前田義子さんの本にも書いてありました。

自分が好きなことに仕える。

それが仕事だと。

以下は私にも当てはまることなのですが、寝食忘れて夢中になれるものがない…という方、まだそれに出会っていないだけかもしれません。気付いていないだけかもしれません。
私は努力が続かない、できない…という方、あなたがすでにできていることを書き出してみましょう。それはあなたが努力と感じていないだけで、他人から見ればすごいことなのかもしれません。
自分ができていることを認めてあげて、さらに少しでも興味があるもの、わくわくを感じるもの、なんでもやってみる。いろんなところに足を運んでみる。いろんな人と会って話してみる。そこで自分の心の動きを感じてみる。
自分の好きなものであり、ミッションが必ず見つかるはずです。